塾長直伝！2学期の過ごし方
2学期は定期試験や模試がたくさんありますが、志望校によって重視すべき試験が変わってきます。基本的な勉強の心得から始まり、何を勉強したら迷わないように、やるべきことをまとめました。
読むだけでなく、実践しましょう。
【その１：勉強の心得】
●「勉強をする」とは、自分の脳にしっかり負荷をかけることを指します。つまり、自分の頭を使って考えることです。
●なんとなくテキストを眺めているだけ、ポイントを書き写しているだけ、というのは勉強とは呼びません。勉強しているつもりになっているだけなので注意してください。スイスイ上がる重りをたくさん動かした所で、筋肉がつかないのと同じです。
●先生に教えてもらわないとできない状態では、試験で得点できません。テキストのポイントを見ないと解けない状態も同じです。試験の際に先生は隣にいませんし、ポイントも見られません。
●塾で学んだことを、もう一度自分で考えて復習する時間を作りましょう。そして次に同じ問題と出くわしたら、確実に得点できるようにしておきましょう。
●暗記すべきことは、何も見ないで読める（書ける）まで何度も繰り返しましょう。その際に、頭の中に入れるだけでなく、外に出してみる練習も行うことが大事です。外に出してみないと、本当に暗記できているか確認できないからです。
●効果をしっかり出したいなら、テキストの選定はペガサスの先生に任せましょう。どの教材を使ったら良いか迷ったら、まずは相談してください。塾のテキストというのは、皆さんが考えている以上に効果的に作られています。塾のテキストのみで受験の準備は整います。特別な理由があって学校や本屋、通信教育の教材を使いたいという場合は、事前に知らせてください。それくらい、どの教材を使うかは大事なのです。
【その２：基本的な取り組み】
●夏期講習の成果を確認するため、「進行表」に完了した単元を記録していきましょう。この「進行表」は2学期以降も使用します。自主学習で2〜3周はやり込みましょう。
●中途半端に色々なテキストに手をつけるより、１冊ずつ完璧にマスターしてから次に進める方が成績は上がります。覚えておいてください。
【その３：公立高校が第一志望の場合】
●公立高校が第一志望の皆さんは、とにかく内申点アップに力を注ぎましょう。
●内申点とは、2学期の終わりに出る「通知表の学年評定」です。9教科合計の数字が点数化されますので、音楽や美術などの副教科においても最大値を出せるよう全力を尽くすことが大事です。
●テストの重要度は「定期テスト＞北辰テスト（校長会テスト）」です。
〜やるべきこと①〜
内申点を上げるため、現在学校で勉強中の単元の「予習」「復習」を大事にしてください。「予習」はフォレスタ（もしくはiワーク）を使用します。「復習」は学校のノートとワークを活用します。いずれも最低3周は問題を解きます。
〜やるべきこと②〜
①が完璧に終わったら、学校の授業で学び終えた範囲の「復習」に取り掛かりましょう。まずは中3の1学期の範囲からスタートします。中３の1学期の範囲が終わったら、フォレスタステップ（もしくはゴール）のレベルチェックテストを使い、中１・中２で忘れている単元のみを復習していきしょう。もしフォレスタステップ（ゴール）を完璧にできるようになったら、次のレベルの教材を渡すので先生に相談してください。
【その４：私立高校が第一志望の場合】
●私立高校が第一志望の皆さんは、北辰テストで成果を出すことが最も重要です。
●9月実施分を除くと、「確約」に使えるのはあと3回（10月、11月、12月実施分）のみです。現時点で偏差値が足りていないお子さんは、かなりの勉強量が必要です。
●北辰テストの偏差値を上げるのは、学校の定期テストで成績を上げるよりも何倍も難しいと心得ておきましょう。塾で勉強するのはもちろん、正しいやり方で最大限の集中力を発揮して自習学習・家庭学習を行う必要があります。ただ机に向かっているだけでは効果は期待できません。
〜やるべきこと①〜
北辰テストの最新の結果（中3第3回）を確認し、何が今の自分に足りていないかを確認しましょう。「赤バツ」が1個以上ある教科は、フォレスタステップで演習を行なってください。「黒バツ」のみの教科は、フォレスタゴールで演習を行います。
〜やるべきこと②〜
北辰テストの１週間前には、必ず過去問を解きましょう。ただ、全てをできるようにする必要はありません。志望校によって、やるべき問題のレベルは異なります。
ひとまず解説を見て理解できる問題は解き方を覚え、自分では理解が進まない問題は先生に知らせてください。その問題を「できるようになるか」「現段階でとばすべきか」は先生のアドバイスに従いましょう。昨年度より前の過去問をやりたい場合は先生に相談してください。
【塾長より一言】
2学期の過ごし方で、これからの人生が決まると言っても過言ではありません。
ペガサスの先生たちは、皆さんが志望校合格を勝ち取るために何ができるか、いつも本気で考えています。どうか信じてついてきてください！ 困ったことはいつでも相談してくださいね！